つくばフォーラム2024

新たな価値創造へ 持続可能な社会を支えるアクセスネットワークへの挑戦

環境エネルギー関連技術一覧


NTT展示

環境エネルギー関連技術
01超大容量伝送を実現するマルチコア光ファイバケーブル技術
海も陸も、多くの光を、エコにお届け

IOWN/APNでめざす伝送容量125倍(光ファイバケーブルで10倍以上、伝送システムで10倍以上)に向けた光ファイバケーブル技術の進展として、直近の実用展開が期待される4コア光ファイバケーブルおよび周辺技術および10ch超光ファイバおよび増幅技術について、静態展示します。

02結合マルチコアファイバ評価技術
結合マルチコアファイバの光学特性を効率的に試験します

2030年代以降のペタビット級伝送路を実現するための結合マルチコアファイバの試験技術について展示します。

08産業用NW機能のソフト化技術
ロボット制御の仮想化で 工場の自動化を促進

工場内の産業用機器の制御を行う操作系機器の機能をソフト化します。これにより、異なる産業用NWプロトコルの産業用機器を同一装置で制御可能となり、プロトコルに制約を受けずに自由な機器選定が可能となります。また、リソースをエッジ拠点に置くことで集約によるハードウェアコストの削減が期待できます。本展示では、ロボットアームを用いて、画像解析・動作制御を行う自動制御デモを動態展示します。

10超低遅延の映像分割表示処理技術
ズレのないリモートレッスン、できます

本展示では、超低遅延の映像分割表示処理技術について紹介します。本技術とIOWN/APNによる低遅延伝送と組み合わせることで、一体感のある多地点でのリアルタイム映像コミュニケーションを実現できます。今回は遠隔合奏と異なるユースケースとしてダンスレッスン・リモート教室への適用を展示し、様々な利用シーンへの活用可能性を示します。

11広域多端末RDMA通信制御技術
もれなくデータを集めてスマートシティを実現

IOWN CPSにおけるデータ収集通信において、通信リソースを時分割に割り当ててRDMAによるデータ収集を行う多端末RDMA通信制御技術について紹介します。本展示では、カメラ映像を収集する動態展示を行い、限られたネットワーク資源/計算処理資源でより多くのデータを収集し、受信負荷と消費電力の低減効果を示します。

17アナログRoFを用いた上り通信の信号品質向上技術
雑音の加算を防ぎ多くの張出局と繋ぎます

6G/IOWNに向けて高速・大容量化を実現する無線アクセスを構築するためには、高周波数帯を利用する基地局を多数・高密度に配置することが求められます。アナログRoFを適用することで無線信号処理部とアンテナ部を機能分離し、アンテナを多数分散配置しても経済的かつ低消費電力な分散アンテナシステムの構築が可能です。一方で、多数のアンテナからの受信雑音が流合し、信号品質を劣化させてしまう課題があります。本展示では、流合雑音を抑制して上り通信の信号品質を向上することが可能なアナログRoF伝送システム試作について展示します。

18サブテラヘルツ帯の活用を見据えたDNNによる信号補償技術
ニューラルネットワークにより信号をきれいにします。

6G-IOWN 時代の超高速・大容量通信の実現に向けたサブテラヘルツ帯無線アクセス技術の評価装置、及び高周波帯の課題であるデバイス不完全性による信号歪みに対し、DNN(ディープニューラルネットワーク)によって信号補償する技術を動態展示します。

19マルチ無線プロアクティブ制御技術 Cradio
多彩なフィールドで活躍する無線の実現

6G/IOWN時代の大容量・低遅延・高信頼な無線アクセスの実現のため、変動し続ける無線環境に追随する制御技術として、将来向けコア技術の概要について紹介するとともに、現場での導入・実証実験などビジネスでの価値創出の実例を静態展示で紹介します。

23様々な要件に適応するマルチ無線設計制御技術
障害物が多くても隅々まで無線がいきわたる

倉庫やスマートファクトリーなど、遮蔽物が多く複雑な無線エリアについて中継器を含むエリア設計や安全性などを考慮した置局設計についてご紹介します。また、Intent(ユーザ意図)を抽出し無線設計に活用する技術をご紹介します。

02インフラ保守コスト低減に向けた鋼構造物用高耐食塗装技術
腐食に強い塗料で塩害地の鋼構造物の塗装を長寿命化します

亜鉛めっきが消耗した鋼構造物用の塗料であるジンクリッチペイントを塩害地向けに高性能化した技術を展示します。鱗片状顔料を添加した厚膜型エポキシ樹脂塗料との組み合わせにより、塗装コストを抑えつつ、塗り替え間隔を長期化し、塩害地における鋼構造物のライフサイクルコスト削減に貢献します。

07維持管理効率化に向けた構造物の耐力評価技術
代表点検時代の到来 限界を見極める新技術

基盤設備(とう道、マンホール、管路、橋梁添架設備)の維持管理の高度化・効率化に向けた、材料の劣化予測技術と構造解析技術を組み合わせた耐力診断技術を用いた将来の点検・補修の姿(全設備一律の管理から必要なものへの濃淡をつけた管理)について展示します。

08施工障害物近接検知技術を用いたアラーム発報
電柱工事における事故予防と効率化の実現

施工時に障害物となる既設柱、ケーブル、壁などの取得した点群をモデリングし、施工対象の柱が近接した際にアラームを発報する動態展示を行います。

02通信インフラ設備における設備アセットマネジメント技術
通信設備をくまなく活用 サステナブルな設備活用術

持続可能な社会の実現に向けてグリーンエネルギーなどの新たなインフラ設備が必要となることに対して、電力分野および水素分野での通信インフラ設備のアセット活用方法について展示します。

08光ファイバ環境モニタリング(豪雪地域の除雪判断支援)
NW × センシングで地域課題解決

豪雪地帯では、冬場の地域住民の日常生活を守るため、除雪事業が実施されています。除雪の要否は日々の道路パトロールによる路面状況の調査結果をもとに判断していますが、地方部では人手不足により、近い将来、現行の除雪事業体制を維持することが困難になると予測されています。通信インフラをセンサとして活用する光ファイバ環境モニタリングにより、敷設済みの地下光ケーブルに伝わる車両通行時の振動を解析することで豪雪地帯の道路除雪判断を遠隔から実施可能であることを世界で初めて実証した結果を展示します。

09音波と無線を組み合わせたセンシング技術
IoT機器の設置場所の設定をお手伝いします

音波および無線センシングを組み合わせたセンサーフュージョン技術として、多数のIoTデバイスのグルーピングを行い、IoTデバイスの設定で面倒な設置場所の特定を容易に実現する技術の展示を行います。

10ドローンを活用した微弱無線送受信技術
風車の無停止点検で発電量アップ

風力発電風車の保守運用がより重要となる未来に向けて、運転を止めることなくブレード破損などを検知する技術やモーターなどからもれている電磁ノイズを受信して異常を検知する技術について、静態展示します。